【若手男役をピックアップ!】【若手娘役をピックアップ!】のコーナー、続いては月組生の紹介です。
トップスター・珠城りょうさんが研12、トップ娘役・美園さくらさんが研7と、比較的フレッシュな印象が強い月組。
そんな月組にはもうすぐ入団10年目を迎えようとする男役スターから、入団3年目の注目株の娘役まで、様々な注目若手スターが存在します。
今回は今のタイミングでぜひ注目して行く末を見守っていただきたい、4人の月組若手スターをご紹介しましょう。
まずは、月組の若手と言ったら外せない、暁千星さんから!
はつらつとした華やかなダンススター
ありちゃん(暁さん)は、新人公演での主演4回、バウホールでの主演2回を経験している押しも押されもせぬ若手スター。
童顔で可愛らしい雰囲気から、いつまでも弟キャラのようなありちゃんですが、男役10年と言われる節目を目前に控え、若手から中堅へと移行しようとしています。
入団2年目にして新人公演で星条海斗さんの役を演じ、3年目にして新人公演初主演。新人中の新人の頃から注目を浴びてきたスターの1人です。
そんな彼女の1番の武器はダンス。月組配属直後のラインダンスでソロの場面が与えられて、ファンの視線をくぎ付けにしました。
それからも数々のダンスシーンをずば抜けたダンスのスキルとセンスで彩り、ファンを楽しませてくれています。
一方、お芝居や歌も経験を重ねて着実に自分のものしていることが伺えます。
『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち-』本公演で演じた現代っ子・長谷山蒼太で自然なお芝居を披露。
最後の新人公演『エリザベート』の主人公トート役で歌の進化を見せたのは記憶に新しいところ。
実力と華、両方を兼ね備えた注目のスターといえるでしょう。
映像でチェックするなら、この作品!
1本目は『1789-バスティーユの恋人たち-』の新人公演。ありちゃんにとって新人公演の主演2作目となった作品ですが、1本物の大作ミュージカルです。
新人公演は本公演の中のシーンをいくつか削り、短縮バージョンにして上演されることが多いもの。
それでもショーとセットで上演されるお芝居に比べれば、1本物と呼ばれるそれのみで上演される大作ミュージカルは歌もお芝居も多く、主演が担う役割は大きくなります。
そんな大役に入団3年目で挑まれるだけでもすごいこと。でもありちゃんはそれだけではありませんでした。
ちょっとした身のこなしなど技術力だけでは測れない男役の魅力や、舞台の真ん中に立つにふさわしいと思わせる、スターオーラも発揮してファンの注目を集めたのです。
歌やお芝居は未知数と思わせる部分もあったものの、場面に沿った感情表現を見せるなど、伸びしろを感じさせたのも事実。
『1789〜』はまさに「大器の予感」という言葉がふさわしいステージだったのです。
これからさらに活躍していくであろう、ありちゃんを語るうえで欠かせない公演の1つでしょう。
もう1本はバウホール公演『Arkadia-アルカディア』。お芝居ではありますが、ダンススターであるありちゃんの魅力が全開となった舞台です。
冒頭からダンスシーンがあるだけではなく、クラブダンサーとして踊るシーンがふんだんにあるのが魅力。
ダンスシーンが多いと、ともすれば観客を飽きさせてしまいかねないのですが、ありちゃんは美しく、またセクシーさも兼ね備えたダンスでファンを魅了し続けたのです。
1番の武器であるダンサーっぷりを存分に発揮した舞台。こちらもぜひ見ておきたい作品です。
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