宙組配属翌年から全国ツアーメンバーに選抜されたり、新人公演で名前のある役を演じたりと躍進を続けている瑠風さん。
2018年、新人公演を卒業して2019年にはバウホール初主演も果たした注目のスターは、どんなジェンヌさんなのか見ていきましょう。
どんなスター?
ショーのフィナーレを歌声で彩るエトワール。
娘役がソロで務めることが多いのですが、瑠風さんは「HOT EYES!!」本公演と全国ツアー公演で複数人の男役が務める異例のエトワールに抜擢されています。
ちなみに本公演とは、宝塚大劇場と東京宝塚劇場で上演される通常の公演のこと。対して全国ツアーは全国各地を選抜メンバーで行脚する公演です。
その両方でエトワールに抜擢されていることからも伺えるように、瑠風さんは歌えるスターとして注目を集めています。
『ベルサイユのばら-オスカル編-』新人公演のベルナールや『王家に捧ぐ歌』新人公演のウバルドなど、大作における歌のある重要人物を次々に手がけているのもうなずけますね。
最近では『オーシャンズ11』本公演にてオーシャンズのメンバーでハッカーのリヴィングストンを演じるなど、貴重な戦力として幅を広げている瑠風さん。
経験とともに歌・お芝居・ダンスと3拍子揃ったスターとして成長している、宙組随一の注目株といえるでしょう。
映像でチェックするなら、この作品!
1本目は『エリザベート』新人公演。全編歌で綴られているハイレベルなミュージカル作品の新人公演で、瑠風さんは主人公・トートを演じています。
主人公ですから歌が多いのは当然。新人公演にして聞かせる歌を披露しただけでも大きなことですが、瑠風さんは歌の中にシャウトも盛り込んで聞かせる離れ業を披露しました。
さらに本役・朝夏まなとさんをお手本にしつつも、瑠風さんなりのトート像を見せてお芝居の地力もアピール。
入団5年目で武器となる能力も伸びしろもある能力も存分に発揮して、見ごたえある舞台を作り上げた瑠風さんをぜひチェックしてくださいね。
2本目は『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』。瑠風さんのバウホール初主演作品です。
この作品で瑠風さんは歌・お芝居・ダンスと3拍子揃ったスターに成長したことをアピール。
特に相手役を務めた夢白あやさんとのデュエットダンスの美しさは、観客から感嘆のため息を誘いました。
新人公演を卒業して1年目で大きなジャンプアップを見せたその姿は、宙組の明るい未来を予感させてくれるでしょう。
それでも次世代を担うスターの初主演作としてぜひ覚えておいて、見られる機会に恵まれたなら見逃し禁止!ぜひチェックしたい作品といえるでしょう。
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