最近、初めて名前を聞いたという方も少なくはないでしょう。重要な役どころを与えられつつも、まだまだ下級生なだけに知名度は低いかもしれません。
そんな娘役・白河りりさん。ぜひ今から注目して活躍を見守りたいスターさんの1人なんです。詳しくご紹介しましょう。
どんなスター?
2019年の「I AM FROM AUSTRIA-」で大劇場公演出演5本目。まだ入団3年目の初々しい娘役さんです。
それでも赤坂ACTシアターの「雨に唄えば」や「夢現無双-」新人公演で役が付くなど、目覚ましい活躍を見せ続けています。
特に「夢現無双-」では本公演で叶羽時さんが手がけた朱実役を好演。素顔もかわいらしいジェンヌさんですが、かわいらしさと芝居心の高さを印象付けた公演となりました。
そして「I AM FROM AUSTRIA-」では新人公演初ヒロイン。注目度の高い娘役に名を連ねたばかりのスターさんです。
映像でチェックするなら、この作品!
1本目は英さんのところでもご紹介した「Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)」。
白河さんが注目を浴びたのは、影ソロです。影ソロというのは舞台に姿を現すことなく、ソロで歌う役割のこと。
宝塚大劇場や東京宝塚劇場で行われる本公演でも、トップコンビのデュエットダンスやお芝居の重要な場面で設けられる役割です。
ソロですから当然歌うのは1人。姿が見えないとはいえ声だけでステージを彩らなければならない重要な役割を担っただけではなく、その美声でファンの感激の声を集めました。
やはり宝塚は「歌劇団」ですから容姿や芝居、ダンスだけでなく美しい歌声も求められるもの。入団3年目で白河さんは見事、このハードルをクリアしたのです。
この公演、白河さんは3人いる「裸足のアンナ」のうちの1人としてダンスを披露するなど、表舞台でも活躍を見せています。
新人公演初主演の前にあった、ジャンプアップの舞台の1つとしてチェックしてくださいね。
2本目はやはり「I AM FROM AUSTRIA-」。女優であり大人の女性であるヒロイン・エマをしっとりと演じ切りました。
まだまだ初々しい、かわいらしいという表現がピッタリな素顔とのギャップは、卓越した演技力があるからこそ表現できるものでしょう。
また、歌もソロとデュエットで歌い分けるなど技術力の高さを発揮して客席をうならせる聞かせっぷり。
「Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)」の影ソロで聞かせた歌の実力に、さらに磨きをかけてアピールしました。
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