宝塚ビギナーズガイド

宝塚を観劇する時のマナーは?何に気をつけたらいいの?

宝塚の観劇には、NGマナーや独特な決まりがいくつかあります。
この記事で紹介していきますので、観劇の際には是非参考にしてみてください!

観劇中のNGマナー

録音、録画は禁止

公演中の録音、録画は禁止ですし、撮影も禁止です。
もし上記のような行為が発覚すれば、データを削除の上退場となります。

拍手以外の音を出すのはNG

携帯電話の電源は切る!

音や通知のライトなどは他の方々の迷惑になります。
マナーモードではなく電源を切って確実に音が鳴らない状態で観劇しましょう!

おしゃべり厳禁!

観劇中の興奮や気づきなど、お話ししたい気持ちは分かりますが、周りの方々の迷惑になるので、ぐっと堪えましょう。
ただ、面白い場面の時に笑うのはOKです!
ジェンヌさんもウケを狙ったアドリブをしたり、観客に絡むことがあります。そういったときは是非みんなで楽しみましょう!

ガサゴソ厳禁!(←レジ袋の音など)

物を探す音やレジ袋の音などは、結構響いてしまいます。
余計な音が聞こえてしまうと、観劇に集中出来ません。オペラグラスやハンカチなど必要なものは開演前に用意しておきましょう!
劇場内は、開演前や幕間の休憩時間は飲食可能ですので、小腹がすいたときはその時間を利用しましょう!

服装について

観劇の際の服装について紹介します。
「宝塚を観劇する時は、綺麗な恰好(スーツやワンピースなど)じゃないといけないのかな?」
というイメージを持たれている方も多くいらっしゃるのではないかと思います。

しかし、基本的に服装に関して決まりはなく、他の方への迷惑にならない恰好をするということに気をつければ大丈夫です。

具体的には、

  • 帽子をかぶったまま観劇しない
  • 頭の上を盛った髪型をしない

といったことが例として挙げられます。

上記のような状態で観劇をしてしまうと、後ろに座っている方は舞台が見えにくくなってしまいます。
娘役さんのようにかわいらしい服装の方や、男役さんのようにボーイッシュな服装の方、Tシャツにジーンズといったラフな服装の方など、みなさんそれぞれ好みのファッションで観劇を楽しんでいます。

姿勢について

服装についてのマナーでも少し触れましたが、後ろの方への配慮という観点から、前のめりの姿勢はしないようにという決まりがあります。背中は背もたれにつけて観劇しましょう。
素敵なジェンヌさんに興奮してしまい、ついつい前のめりになってしまいがちですが、頑張って耐えましょう!

観劇を楽しむために

オペラグラスを持っていこう

後方の席だとどうしてもジェンヌさんのお顔がハッキリと見えません。
そんな時活躍するのがオペラグラスです。
もちろんご自身で準備しても大丈夫ですし、劇場内の貸出のサービスを利用することもできます。

オペラグラスを使うと、細かな表情はもちろん、汗や繊細なお衣装の隅々まで見えることもあります。台詞がない時でも、舞台の奥の方でもきちんと表情を作っていたりジェンヌさん同士でキャッキャッとやり取りをしていたりするのを見つけるのもすごく楽しいです。

オペラグラスを持ってジェンヌさんを追いかけたり拍手をしたりするのはなかなか忙しいですが、観劇をより楽しめること間違いなしですよ!

拍手のタイミング

初めて観劇する方たちの中には、拍手のタイミングが分からないといった方が多いと思います。

宝塚には拍手のタイミングがなんとなく決まっていますが、厳しいルールではありませんし、タイミングが分かっているファンに合わせて拍手をしておけば問題ありません。

以下、主な拍手のタイミングを紹介していきます。

トップスター、二番手スターなどが最初に登場した時

最初の登場の場面では、スターにスポットライトが当たったり、明らかな間があるので分かりやすいかと思います。
ドヤっとした顔で登場されると、「わぁ~素敵!」という気持ちで無意識に拍手してしまいます!

ナンバーが終わった時

大きなナンバーが終わった時や、歌のソロが終わったときも拍手をするタイミングです。
特に大きなナンバーが終わった時は音楽も「ジャン!」という感じで終わったり、ジェンヌさんも決めポーズで終わったりしていることがあるので、分かりやすいと思います。

銀橋(前に迫り出している部分)を渡り始めるとき/渡り終えるとき

劇のオープニングや、ショーで銀橋を渡り始めるとき、渡り終えるときに拍手をします。
宝塚の舞台には「銀橋」という観客席側に迫り出した橋があります。その部分をジェンヌさんたちが渡るとき、観客との距離が一層近くなります。
また、銀橋に埋め込まれているライトが点灯し、よりきらびやかな雰囲気になるので、興奮すること間違いなしです。

デュエットダンスでリフトをしているとき

ショーの醍醐味の1つであるデュエットダンスの中で、男役が娘役を持ち上げてクルクル回す時があります。
娘役をしっかり支えつつ、ブレずに華麗に回る姿はとても素敵です!

トップスターが掛け声をかけたとき

ここぞ!というときに、トップスターが「フッ!」「ハァ!」といった掛け声をすることがあります。男役ならではの低く力強い、時には色気のある声での掛け声は、改めて観客のハートを貫いていきます!

ロケットダンス

かわいらしい下級生のジェンヌさんたちによるロケットダンスも宝塚の特徴でもありますよね。
足あげが始まったら手拍子をしてみんなで盛り上げましょう!

トップスターが大階段を降りるとき

トップスターが階段を降りるときはスポットライトが当たって登場します。
そのタイミングで拍手をしましょう。今日の公演も無事に終えることができて良かった、お疲れ様ですといった気持ちがこみ上げてきます。
大きな羽根を背負ってキラキラと輝くトップスターは本当に素敵です!

観劇マナーのまとめ

ここまで様々な観劇マナーを紹介しました。特別厳しい決まりはなかったと思います。

1つの公演を何回も観劇する方もいれば、1回のみの方や、泊まりで遠くから行かれる方も多くいらっしゃいます。その日のために何カ月も前から予定を立てて、楽しみに足を運んでいます。

観劇するみなさんが楽しめるよう、一人ひとりが少しずつ思いやりを持つことが大切ですね。

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