極美さんと同期の100期生。2019年夏から秋に行われたトップスター・紅ゆずるさんの退団公演『GODS OF STARS-食聖-』新人公演で2番手にあたる役を演じて注目を浴びました。
どんなスターなのか?魅力やこれまでの足跡を押さえて、これからの活躍に期待しましょう。
どんなスター?
注目がどっと集まったのは、先述の『GODS OF STARS-食聖-』に間違いないでしょう。
でも、星組への配属後2年目以降は新人公演で名前のある役を手がけていますし、シアタードラマシティ公演やバウ公演などへの出演を続けているスターさんです。
手がけた役どころも、副組長・美稀千種さんの役から雪組に移籍されている若手スター・綾凰華さんの役までと幅広いのが特徴。
特に「霧深きエルベのほとり」新人公演で演じた、美稀千種さんの役・ホルガーでは芝居心を存分に発揮した好演を見せ、スカイステージの「Young+」でも注目を集めました。
そんな幅広い役を演じた経験を確実に実力として蓄えてきたからこそ『GODS OF STARS-食聖-』での抜擢があったといえるでしょう。
大きな見せ場を得て、強い輝きを見せつつある若手スター。本公演でも、残り1年の新人公演でもさらなる活躍が期待されます。
映像でチェックするなら、この作品!
1本目は『ドクトル・ジバゴ』。1幕では男役なのに女の子役という衝撃の配役。2幕では「おじさん」のサムデヴァートフ。
舞台全体を通して1人の人物を演じる「通し役」ではないものの、特にサムデヴァートフのコメディセンスも要される老け役を見事に演じ切っています。
別箱公演をチェックするのが常、というファンにはここで注目を浴びたものの、まだそんなに別箱公演を見ていないファンにとってはなじみの無い公演だったかもしれません。
ぜひ、スカイステージで放送される際や映像を見つけた際には朱紫さんの活躍ぶりに注目してください。
2本目はやはり『GODS OF STARS-食聖-』新人公演。本公演で当時、紅さんの後を受けてトップスターを務めることが決まっていた礼真琴さんのリー・ロンロンを演じました。
平凡・平坦になりがちな好青年を母性本能をくすぐるようなかわいらしいキャラクターに造詣。歌の実力も披露してスターとしての可能性を十分に漂わせています。
これから出番がどんどん増えれば「6年目の新人公演抜擢にしっかり応えてて見事だったね!」と語り草になること間違いなしの公演。
今からぜひ、チェックして朱紫さんの魅力を堪能しておきましょう。